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なぜで講演会を自腹でやるのか

19.12.02

カテゴリ:医院ブログ

医者の世界には勉強会がいっぱいあります

それこそ毎月のように

緑内障、黄斑変性、白内障、硝子体

こういう講演会はすべて製薬会社や手術器具メーカー主催です

講演会の費用、ホテルの会場を2時間くらい使うと

場所にもよるのですが大体100万くらいかかります

その他に講演会の案内を送らないといけないので

その費用に数十万

懇親会までするのであればさらに数十万

ざっと200万ちかくかかるのです

それだけ費用がかかるので

メーカーも主催するのであれば

しっかり自社の宣伝をしてもらわないと困ります

だからこそ、講演の内容はその分野に限られてしまい

同じような話をいつも聞く、ということになります

だからもちろんメーカーの利益にならない患者向け講演会なんかほとんどありません

数年前は僕もメーカーを入れて講演会を開催していました

でも行うとなると、メーカーから自社の製品を絡めて、という要求がきます(ごもっともです!)

これで演者の先生と講演内容を選ぶのに非常に苦労しました

なんせ、眼形成は手術器具も薬剤も使わず、腕一本でどう出来るかの世界だからです

製品の宣伝になるようなことは講演できないのです

そのときにふと気づいたのですが

メーカーは無理やり自分の製品を入れてくれと要求しないといけないので担当者は不幸

世話人は、無理やり講演内容に製品をいれないといけないので演者・演題選びに苦労して不幸

演者は、無理やり講演内容に製品を入れないといけないので不幸

参加者は、無理やり入れられた製品の宣伝を聞かされるので不幸

関係者全員が不幸になる枠組みだったのです

だったら自分のところでお金出してやった方がよい

前から何度もどこでも言っていますが

僕はお金を残したいわけではなくて

眼形成が当たり前の世の中を後世に残したいので(眼形成のザビエルになりたい)爆  笑

売り上げたものを次の展開のために使うのは何にも苦になりません

だとすると、自分で主催したほうがよい、という結論に達しました

実際に自腹でやるとなるとホテルである必要は無く

むしろ立地の良い、貸会議室で良くて

値段も安く上がるし(大体2-3時間で30万くらい、郵送の費用が40万くらい?懇親会含めても100万あれば足りる)

演題や内容も自分で選べる

演者の先生にも好きなことをしゃべってもらえて

メーカーに負担を強いることもない

僕の負担が増えるだけですが、そこに痛みはない

関係者全員、ハッピーじゃん!笑い泣き

講演会を主催することで、参加者のホンの一部の方が

困った症例が居たときに送っていただけたら(手術患者さんが受診してくれたら)

それで十分ペイしますから

実際には、長期的にうちのクリニックにプラスにもなるはずです

そういう世の中の仕組みを変えつつ

関係者全員ハッピーという枠組みを考えて実行することが

僕の生きがいなのです

※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!

2018年手術実績 3046件

群馬大学 眼科 非常勤講師

涙道涙液学会 理事

オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F

03-5579-9995

http://www.oc-tokyo.com/

新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1

027-288-0224

http://www.kashima-oc.com/

2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら

OurAgeに特集していただきました

ついに眼症の手術を受ける/甲状腺疾患で涙目、眼球突出に! 50代ライターのバセドウ病眼症闘病記④ 

バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ

「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」

https://oculofacial.page.link/FoB

現物

https://oculofacial.page.link/pamphlet

kindle版

https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

眼形成手術研究会を開催しました

19.12.01

カテゴリ:医院ブログ

昨日は眼形成手術研究会を開催しました

参加者は60人超

すべてドクターですウインク

 

今回の講演内容は、バセドウ病ではなくて、眼瞼下垂の話でした

演者は横浜桜木町眼科の林憲吾先生と岡田眼科の宮田信之先生と私鹿嶋でした

林憲吾先生は

聖隷浜松眼形成眼窩外科の同門の先生で

論文もいっぱい書いているし読んでいるし

開業しているのに、いまだに研究をしている素晴らしい先生です

手術の術式の違いについてご講演いただきました

横浜桜木町眼科
http://sakuragicho-eye.com/

眼瞼下垂手術数 1500件くらいのようですポーン

おそらく国内2位の手術数

岡田眼科の宮田信之先生はCO2レーザーを使用したミュラータッキングという方法で有名な先生です

ご自身が行っている手術や最近の活動についてお話いただきました

ドイツの学会では賞を取ったとのことです

ご自身の施設での眼瞼下垂の手術数は2000件くらいあるとのことポーン

おそらく国内1位の手術数

岡田眼科
http://www.okada-ganka.com/Dr/doctor02.html

最後はOFC東京の私鹿嶋がおまけとして講演させていただきました

 

我々の手術数は、前橋と東京、合計で1300件 おそらく国内3位だと思いますウインク

 

演者3名で、眼瞼下垂手術件数・国内1-3位独占です爆  笑

僕の内容は、眼瞼下垂の手術時の鎮静方法と自費の眼瞼下垂手術

国内で、鎮静をしながら局所麻酔の手術をする先生は少ないのですが

当院では完全に鎮静をかけた状態で手術を行います

なので、当院でする手術はほとんど無痛なんです☺

その方法を眼科の先生方に教えたのですね

もう一つのトピックは自費の眼瞼下垂手術

眼瞼下垂手術はまぶたの形を作る手術なので

こだわりが強く、お金を払っても良いという方には自費の手術を勧めています

その適応の違いについて解説しました

これらの講演会、皆さんの勉強になるために行っています

通常、こういう講演会は、製薬会社にお金を出させて行うことが多いのですが

本会では開催費用は世話人もち

前回は当院で、今回は林先生にもっていただきました

次回の記事で、どうして共催を入れないで講演会をするのかの話を書きたいと思います

※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!

2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事

オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/

2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A

OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/

バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/FoB
現物
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS