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他院手術後の再手術 難治な方々③

19.07.30

カテゴリ:医院ブログ

院手術後の再手術 難治な方々②

症例2 約50歳女性
C病院形成外科で眼瞼下垂手術(挙筋短縮)をしてもらいました。
手術後、皮膚が弛緩してしまい眼瞼の形がおかしくなったため
再度C病院形成外科で修正の手術(皮膚切除と重瞼作成)をしてもらいましたが
やはり眼瞼の形が変だとのことで修正希望にて来院されました。

診察すると前医の手術で重瞼がきっちり作成されているのですが
高すぎる位置に重瞼が作成されています。

よく美容外科や形成外科で眼瞼下垂の手術を受けた術後で
同様の状態になっている方を見かけます。

重瞼の位置は高ければよい、というものでは無いのです。

重瞼は適切な位置でないと
その下の皮膚がたるんでしまってこのような状態になります。

黒目の大きさは大きくなったのですが
相対的に皮膚弛緩が強くなってしまっており
さらに重瞼の位置が不自然。

当院での手術は不適切な位置の重瞼を含めて追加で皮膚切除
適切な位置に重瞼を作成しました。

術前は見開いたような目つきでしたが
術後には改善しているのが分かると思います。

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2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/

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