blog

ブログ

YOU 手術しちゃいなよ

19.08.10

カテゴリ:医院ブログ

なぜ物事をズバッと言うのか

日本語には、奥歯に物が挟まったような、という表現があります。
物事をズバッと言わないことが多いですよね。

でも医師として医療者としての立ち位置を考えると、我々の側がそのように対応するのは間違っていると思うのです。

そもそも古くから医師患者関係というのは、医師がすべてを決定して、患者に決定権は無いというのが一般的だったと思います。

どうせ患者に知識はないのだから、医師の言うことに従っていればよい。
そういうことが常識だったのです。

時代は変わりました。

いまはインターネットで検索するといろいろ出てきます。
もちろん最先端まで出てくるわけではありません。
だれかが書かないといけないのですから
日本語では基本的なことしか出てきません。

でも英語で検索すればほとんど最先端まで出てきます。

特化して調べている患者は、一般的な医師よりもよほど知識を持っている時代になりました。

そんな時代に患者さんはどう行動すればよいのか。

端的に言うと、自分の好きに行動すれば良いと思います。
ダメだと思ったらさっさと医療機関を変えればよいと思います。
多少の疑念があっても信頼して付いていくのもよい。

患者さんの人生は、医師の人生ではありません。
僕らドクターが責任を取れるわけもないのです。

ただし、世の中に出ていない情報を持っていますし、
どの医者がどんな経験をしてどれくらいの腕なのか、とか。

または国家資格を持っている医師にしかできないことがあります。
手術とか、薬剤の処方ですね。

つまり僕にとっての、医師患者の関係というのは、患者さん主体で考えてもらって
僕ら医師というのはスーパーバイザーであって
患者さんの希望に沿った治療を提案し、実行するだけの存在だと思っています。

だからこそ、僕は治療の決断を患者さんに丸投げするのです。
ズバッと核心だけ、話してご本人に決断をしてもらいます。

手術しようか迷っているバセドウの患者さんで言えば、

手術しか人生を戻す方法はない。

手術にはリスクもあるから失明の可能性だってゼロではない。

でも手術を選択しないということは、そのままで生きていくってこと。

そのままで生きていきますか??

そもそも、あなたは何のためにこのクリニックを検索して、来院したんですか??

こういうやりとりを、怖がりな患者さんとすることがあります。

客商売17年以上やってますから、人を見て話し方を変えますけどね。

軽くズバズバ言っても良さそうなら言っちゃいます。

「YOU 手術しちゃいなよ」

 

 

ジャニーさんか。。。。

 

いやいや、本当には言って無いですよ。。。。(笑)
でもそんな雰囲気で話すこと、ありますね。

ローランドに例えられたこともあったなあ。。。。
https://ameblo.jp/7177655/entry-12448420428.html

愚痴をひとつ。
そんな風に患者さん本位に診療してても

悪くとらえるひとはいるのです。
こんなクチコミ書かれちゃう。

残念ですねえ。

https://goo.gl/maps/X8Tu5UF2SGPxpppk9

悪徳商法だってさ。

 

 

そのうちクチコミについても記事書きます。

※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!

2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/

バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS